2004-12-20から1日間の記事一覧

『妻の部屋』 古山高麗雄著

古山高麗雄著の『妻の部屋』を読む。 これは表題作も含めて遺作十二編でなっている。 古山の作品は、と言っても彼の短編は日常生活や、日々思っていることなどを綴ったいわゆる私小説である。 戦争に徴収される前の一時期の交友関係を扱ったのもや、先に逝っ…