2004-01-01から1年間の記事一覧

お休み

昨夜から今朝にかけて雪が積った。 今のところ20センチ程であるが、明日、明後日と雪が降り積りそうである。 せめて今年いっぱいは山の家に居ようと思ったが、午後からマロ君を連れて下りることにした。 となると来春までは自宅で過ごすことになる。 残念な…

今年見たビデオから三作

今晴れていると思って、マロ君を散歩に連れ出しても途中から雨が降り出す。 あわてて戻って家に入るなり雨は上がり、薄日が差して晴れてくる。 この時期特有の北陸の空、めまぐるしく変る時雨の空。 夜に入って急激に寒くなる。 天気が悪い日は一日一本のビ…

今年の映画三本

雪や雨の日と、晴れる日と交互に来ている。 今日晴れる日だったが午後から急激に寒くなった。 昨日の文学の今年の三冊に続いて、今年の映画の三本も選んでみた。 オフはどちらかと言えば邦画をあまり見ないほうなので、見た本数が少ない。 そんなこともあっ…

日本文学、オフの今年の三冊

今年もあとわずかである。 オフの今年の三冊の本を選んでみようと日記をさかのぼった。 今年オフが読んだ日本文学の中から今年出版されたものに限定して選んだ。 まず第一に挙がるのは文句なしに笙野頼子の『金毘羅』である。 みずからが金毘羅であるという…

「春夏秋冬そして春」 キム・キドク監督

昨夜は自宅がある地区の常会で今月は当番に当っているので出席。 一人暮らしになってからは毎月の地区の常会はサボることが多くなってしまっている。 当番といっても今の時期なら公民館へ少し早めに行ってストーブの火を点けたたり、お湯を沸かしておいて出…

モブ・ノブオ著 『介護入門』

天気予報では曇りのち雨、となっていたが、どっこい快晴。雪の北アルプスの山々のパノラマが見ることが出来た。 薬師岳、立山、剣岳、そして剣岳よりもう少し日本海側にあまり知られてないが毛勝三山という連山があるが、この山の姿が意外と良くて、登ったこ…

アレン監督に似た友人

昨日の雪は一日限りで、今日は曇り時々晴れの天気。 先日ホームセンターへ買い物に出かけてレジに並んでいる時、高校時代の友人が横を通った。 「よお!」と声を掛けると怪訝な顔をしてこちらを見て、「誰だっけ?」と聞いて来る。 「何言っているんだ、俺だ…

「ヴァンダの部屋」 ペドロ・コスタ監督

とうとう雪が降ってきた。 朝起きると十センチほど積っていた。 まだ地面が熱を持っているので、日中には半分ほどに減ったが山の家のまわりは一面真っ白の雪景色である。 小雪ののちらつく中マロ君を連れて散歩に出かける。 ついこの前まで道の両側に一面繁…

『袋小路の男』 糸山秋子著

午後から急に寒くなった。 上空に寒気が入ってきているのだろう。 しかし今のところまだ雪は降っていない。 これで等圧線が混み合い北西風が強まれば雪になるだろう。 何だかんだと言いながら、ここのところずっと自宅へ行って外仕事をしている。 天候の悪い…

「山猫」 ビスコンティ

今日が冬至。 冬至、冬中、冬初め、と言うが、いよいよ明日か明後日あたりに寒気が入ってきそうである。 午後から車のタイヤを冬用に入れ替えて、これで何時雪が降ってきても備えは万全にした。 古い映画であるが、今回神戸滞在中に「山猫」をイタリア語完全…

『妻の部屋』 古山高麗雄著

古山高麗雄著の『妻の部屋』を読む。 これは表題作も含めて遺作十二編でなっている。 古山の作品は、と言っても彼の短編は日常生活や、日々思っていることなどを綴ったいわゆる私小説である。 戦争に徴収される前の一時期の交友関係を扱ったのもや、先に逝っ…

「父、帰る」

ロシア映画「父、帰る」を見る。 ベネチア映画祭で初監督でいきなりグランプリ金獅子賞を取った作品。 以前タイトルは忘れてしまったが、軍服を纏って女をだまして歩く偽軍人の男が主人公のロシア映画を見たが、なかなかよく出来ていた。 もともとロシアはバ…

『金毘羅』 笙野頼子著

笙野頼子著の『金毘羅』を読む。 なんと評すればよいのか?とにかく♪しゅら〜しゅしゅしゅ〜としか書きようのない内容なのだが・・・ 作者笙野頼子は人間ではなく一種のマイナー系の神様である<金毘羅>であり、生まれてすぐ死んだ女の子どもの死体に宿りそ…

帰る。

昨夜神戸から帰ってきた。 神戸には彼女がいる。 神戸で毎月10日あまり過ごすのが恒例となって1年あまりすぎた。 彼女は神戸の須磨のマンション住まいで下の階には両親が住んでいる。 高齢の両親のうち父親が心臓にペースメーカ−を入れた身障者で、一昨年脳…

豪華な食事

何とかお天気が夕方までもちそうなので、昨日に引き続き道具小屋の屋根の補修。 朝自宅へ行くのに少し遠回りして大きなホームセンターへ立ち寄る。 ここの資材館は充実していているので、たまに立ち寄るとついつい長居になってしまう。 タキロンの棟の笠を買…

『生まれる森』 島本理生

十二月だというのに、絶好の小春日和。 しかし朝寝坊をしてしまった。 起きたのが9時。 最近は朝が暗いのと寒いので、6時ごろ目が覚めてもまたひと寝入りするので、起きるのが早くて7時、遅いときは8時ぐらいに起きている。 そのぶん夜寝るのは遅く、0…

五右衛門風呂の入り方

高気圧に覆われているが、北の高気圧で寒気を伴っているのだろうカラリと晴れない。 一応晴れているが北よりの風が冷たく強い。 しかし三連の晴れマークの明日の予想最高気温は19度、前線が接近してきて雨マークが出ているが明後日はなんと20度!となっ…

『彼女の部屋』 藤野千夜

今日から12月だが、天気予報によると今日から三日間連続でお日さまのマークが出ている。 一日目の今日は、山の家の雪囲いをした。 山の家は下屋の出が大きいので、かならずしも雪囲いは必要ないのだが、万一大雪になり大屋根の雪下ろしをする羽目になった時…

秋篠宮の発言

今日も昨日とおなじような天気で、朝のうちはやらずの雨で、昼前から晴れてきた。 午前中はビデオで「アイズ・ワイド・シャット」をみる。 スタンリー・キューブリックの最後の作品である。 トム・クルーズと二コール・キッドマンの当時の夫婦がそのまま夫婦…

『蹴りたい背中』 綿谷りさ

予報では今日は曇りになっていて、先日来切り散らかした生垣の枝を掻き集めるか、と思っていたが、あいにくの雨で中止。 図書館へ行って数冊の本を借りてくる。 ビデオで「ビフォア・ザ・レイン」を見る。 この作品は三つの話で成り立つていて、それぞれに結…

『クチュクチュバーン』 吉村萬壱

最近は自宅へ出かけて庭仕事をすることが多かったが、今日は久しぶりに一日山の家にいた。 外へ出たのはマロ君とお昼前に散歩に出かけただけだった。 山の道には落ち葉が散り敷いて歩くとカサカサと音を立てる。 ほんの少し残っていた牛肉で、ビーフシチュウ…

『ナラ・レポート』 津島祐子

先月はその日をうっかり忘れていて結局サボったことになるが、今日は朝から毎月一度のランチ作りのボランティアに参加した。 メニューの内の八宝菜を担当して三十人前子ども達と作る。 このボランティアに参加していていつも思うことだが、子ども達に元気付…

五月蝿い選挙

日中は暖かかったが、夕方から南風が出てきて夜に入ると雨になった。 低気圧が日本海を北上している。 この後大陸の高気圧が張り出し西高東低の冬型の気圧配置になり寒くなる。 毎年お決まりの冬型の天気がとうとう現れてきた。 おそらく夕方の風が木枯らし…

生垣の剪定

連日11月とは思えないような暖かい日が続いている。今日も曇り空ながら外仕事に向いた貴重な日。 自宅の生垣の剪定をした。 西側はウバメガシの生垣である。 ウバメガシは炭焼きすると備長炭になる元の材でとても硬い。硬いので切っていくだけで疲れる。 東…

風呂を焚く

庭仕事で汗をかくので、昨夜は久しぶりに風呂を焚いた。 山の家の風呂はこだわりの五右衛門風呂で薪を燃やしてお湯を沸かすのだが、疲れている時などのために灯油ボイラーもついていて、コックを捻るとお湯が出るようになっている。 普段はほとんど灯油ボイ…

小春日和

ようやく年越しの古米がなくなった。 すでに新米は時々食べていたが、これからは毎日新米のご飯がいただけることになった。 さっそく今朝はシメジご飯を焚いた。 最近スーパーではパリッとした感じのブナシメジを売っているが、以前からある少しウエットな感…

『アッシュベイビー』 金谷ひとみ

『アッシュベイビィ』金谷ひとみの第二作だが、前作の『蛇にピアス』ほどの中身はなかったと思った。 描かれている内容の過激さは前作に劣らないと思えるのだが、結局この作品でも作者は人と人との関係の取り方が書きたいのだと思うが、結末に至るまでを、こ…

風邪

風邪を引いてしまった。 先日の法事の時に来た弟夫婦が風邪を引いていたのを貰ったのだろうか。 最初はもっぱら喉が痛かったが、今では咳や鼻も出るようになった。 毎朝高血圧で降圧剤を飲んでいるが、この血管を拡張して血圧を下げる薬が曲者である。 最初…

「オールド・ボーイ」

先日神戸では、ミニシアター系に見たい映画がなく、メジャーな映画館で「オールド・ボーイ」を見る。 日本のマンガを韓国で映画化した作品ということだが、最近は劇画を映像化するものが多くなっているが・・・どうも苦手である。 多分この作品もマンガとし…

法要

14日の日に法事をとりおこなった。 たまたま今年は親父の一周忌、女房の7回忌、祖母の13回忌と重なったし、それぞれが十一月の半ばから十二月の初めにかけて亡くなっていたので、まとめて子どもや親戚に集まってもらい、坊主を呼んでお経を上げてもらっ…