合計特殊出生率
今朝は六時ごろ目が覚めたが、なんとなく身体がだるく起きれない。
10分間ほどづつウトウトしては目が覚めていたが、意を決して六時半過ぎに起きる。
しかし頭はボーットしたままで、朝飯を機械的に用意して食べる。
昨夜から雨が降っている。 窓は開けっぱなしなので少し肌寒く、長袖を着る。 向かいの山々がけむっていて幻想的な墨絵の世界である。
年金改正法が成立した後、03年度合計特殊出生率が1,29と発表された。
これは女性が生涯に産む子供の平均数のことだが、もちろん過去最低である。
背景には婚姻数の減少があると考えられている。
03年度の平均初婚年齢が男性29,4歳、女性27,6歳で年々晩婚化が進んでいる。
男女別未婚率のグラフがある。
http://www.stat.go.jp/info/guide/asu/2002/8-06-081.htm
残念ながらこれは2000年までのもので、おそらく03年度にはもっとカーブは上昇しているものと考えられる。 これを見て驚くのは30代前半の男性の未婚率は43パーセントである、なお女性は27パーセント。
ちなみに欧米の三十代前半の未婚率は男性25パーセント強、女性20パーセント弱である。
また独身にとどまっている理由のグラフは以下の通り
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/c_jika/syoushika/doukou99/17.pdf
これを見るかぎり積極的シングルと消極的シングルの理由の割がおおよそ五分五分である。
若者の結婚数が減って来ている。フリーターの増加(すでに200万人を超えている
とも言われている)など不安定な就業構造が結婚を選択することを難しくしていることは分るが、それ以上に結婚そのものに魅力を感じなくなっている世代が育っているのも事実だろう。