折れたり、落としたり・・・

 台風18号が来た時は神戸にいたのだが、帰ってきてみると果樹の佐藤錦の木が倒れていた。
 まさに根元からポッキリと折れていた。 この果樹を植えてから7,8年経っている。 ようやく一昨年あたりから実が付き始め、昨年は十数個実って楽しみにしていたが、収穫前に全部ヒヨドリに横取りされてしまった。 それが今年は受粉時の天気が悪かったのか実は一個も付かなかった。 そして今回の倒木で、結局美味しいサクランボの実を一度も味わうことなく終わってしまった。
 そのサクランボの横に植わっている栗の木は、先の16号の風で青いイガのまま全部落ちてしまった。 おまけに今年は富有柿の木にも片手ほどの数しか実が付いていないし、二年続きで大豊作だった銀杏の実も粒は大きいが数は少ない。 わが庭での果樹の収穫は今年は淋しいものになる。

 県内各地で熊に襲われたり、見かけたとの情報が相次いでいるが、とうとう山の家の近くの柿ノ木にもその爪跡がついていたとの連絡を受けた。 今年は山奥ではドングリなども不作なのだろうか。
 さっそく今日ホームセンターで歩く時腰に付ける鈴を買ってきた。 夕方マロ君と散歩した時に腰につけて歩いたが、なんだか音が小さくて心もとないものである。 小型の携帯ラジオの方がまだマシかなぁとも思う。 どこかの地区では山奥に柿の木などの果樹を植えたりして、熊が不作の年でも里へ下りてこない活動していると聞く。 すぐに効果はないだろうが、そんなささいな活動も当地でも必要になってきたような気がする。 来春はためしに柿の種を何箇所かに植えてみるとするか・・・。

 一昨日食事の用意をしていて、ガラスの蓋を左足の中指の上に落としてしまった。 指の上だったのでガラスの蓋は割れなかったが、径が30センチ以上ある結構重い蓋だったので、足の指先は内出血して紫色にはれ上がりとにかく痛い、痛い。 最初はあまりにも何時までも痛くて靴も履けなかったので骨にヒビでもはったかと思ったが、どうやら今日あたりから腫れは引いて、痛みも治まってきて、やれやれである。