地震・・・

 今日は大豆の収穫をする予定だった。 しかし、夜半から朝方にかけて雨が降ってまた濡れてしまった。 すでに葉が落ちて茎と鞘だけになった大豆は全体に黒ずんでしまい、すでに収穫期を過ぎているのだが、お天気とのタイミングが合わなくて、なかなか収穫できないでいる。

 今日ボランティアの日だったことをすっかり忘れていた。 携帯を自宅に忘れていたので、連絡を受けとることも出来なかった。 昨日、明日はボランティアの日だなぁと思ったのに、今朝になるともう完全に忘れてしまっていた。 こんなことがわが身にも時々起きるようになっているし、携帯を忘れたということも結構あるのだ。

 そろそろ夕飯の用意をと思っていたら、地震があった。 6時前の一度目はドンという突き上げるような縦揺れ、15分ほど後に二度目の横揺れの地震。 三度目は食事の用意を始めていた、当地ではこの揺れが一番強かった。 今日の献立はマーボー豆腐、ガスの火をあわてて止めた。
 まあ、何の被害もなくて良かったが、お隣の新潟県は大変みたいだ。 たしか今年の夏、台風の豪雨で被害にあった後だというのに・・・

 今日のニュースで日米交渉でBSE問題で、アメリカが品質証明制度を創設し、承認された牛肉に限り輸入を再開することで合意したとある。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041023-00000087-mai-bus_all

 アメリカが設ける品質保証制度というものが何なのかさっぱり分らないが、実のところこの問題を日米で政治的に決着するための落シドコロが、その制度だということなんだろう。

 この問題をビジネスとして捉えるなら、牛肉を買い付けるお客さんが日本で、売る側がアメリカである。現在そのお客さんがお前のところの肉はちゃんと検査をしていないから安心して買えないと言っているのである。 本来のビジネスの常識からいえばお客さん側に商品に対して不安や不信があるならば、売り手側がお客サイドの不安や不信を取り払うのが当然のサービスである。 つまりこの場合お客が安心するように商品をきちんと検査をすれば良いだけである。 アメリカが主張しているのは、俺のところの基準で安全なものは安全だ、と手前勝手に言い張っているだけなのである。
 アメリカという国は一事が万事が自分の主張を通そうとし、スタンダードを自分の側に置かねば気が済まないところがある。 その身勝手さが世界であらゆる場面で揉め事を起こしていることに気が付かない国である。 自国以外の人々がどのようなことを何故こだわっているのかを何時までたっても知ろうとうとしない国である。 そのような傲慢さゆえにみずからが災いを招いているいることを知ろうとしないで、ただただ自分達が正しいことを証明しようと躍起になって乗り切ろうとする傾向のある国である。