大豆、薪、スギヒラタケ

 昨日上の畑の大豆も収穫しようと行ってみると、豆の鞘がぜんぜんついていない。 鞘がついていないということは、実がないということである。 その少し後に隣に植えた黒豆の方は、植えた直後カラスに穿り出されかなり食われていて数は少ないが、うれしいことに大きな鞘がついている。 黒豆が収穫出来るのは遅く、来月に入ってからである。 夏に上の畑は畦のところにマムシがいたこともあって、その後一度も見回りに来なかったので、鞘のことは気が付かなかった。 もっとも気が付いていてもどうしようもないことなのであるが・・・。
 調べてみると、肥料分がありすぎる畑や、鞘が入る時期に雨がないと実入りしないと書かれている。  
 しかし、上の畑も下の畑と同じ日に植えたのだし、黒豆の方は実入りがしていることを考えればそのどちらも当っていない。 黒豆の収穫は来月になるが、こちらだけでも少し収穫できそうなので、とりあえず良しとすることにしよう。
 その後薪を切った。 今日また雨が降っているので、残りを切り終わるのはいつになることか・・・今年は冬を越すには充分な薪がすでに用意できているので、少し肌寒い朝晩に限らずどんどんストーブに入れて燃やしている。 薪を燃やし炎を見ながらながら、地震の被災地の人たちは大変だろうなぁとあらためて思う。
 夕方、見つけておいたスギヒラタケを採集してくる。 さっそく夕食の湯豆腐に入れて食した。 ほんのり甘い汁が出て美味い、美味い。 しかし、少しおかしなことが起きた。 最近はたいてい夜中に一度目が覚めて、その時小便にいくのだが、それがなかった。 夜中に小便をしなかったときはまず朝起きた時にすぐ小便に行く。 それが今朝は起きた後も小便がしたくなかった。 おかしなことというのはただこれだけのことなのだが・・・今年はあちらこちらで腎臓が悪く透析を受けている人がスギヒラタケを食べて死亡しているらしいのだが・・・どうやらスギヒラタケには利尿作用ではなく、遅尿作用?があるらしい。 たぶん尿が出にくいというのは身体に、心臓とかに負担になることなのだろうと思われるが、そのために身体の弱ったお年寄りが亡くなるのではないだろうか・・・。
 スギヒラタケはまだあり、今朝は御汁にして、今夜はがんもどきと一緒に煮物にした。 さらにその気になって杉林へ行って獲ってくれば、まだまだ一週間ほど毎日食べるほど生えているのだが・・・。