五月蝿い選挙

 日中は暖かかったが、夕方から南風が出てきて夜に入ると雨になった。
 低気圧が日本海を北上している。 この後大陸の高気圧が張り出し西高東低の冬型の気圧配置になり寒くなる。 毎年お決まりの冬型の天気がとうとう現れてきた。
 おそらく夕方の風が木枯らしとなり、カエデやヌルデの紅葉を吹き飛ばし、明日からは山は裸木の冬枯れ模様だろう。
 日中今日も生垣の剪定をした。 北側のカイズカイブキと中央のカナメモチを終わらせて、これで生垣の選定はようやく全部終了したことになる。 

 今月初めから新しく南砺市が誕生して、その新しい市会議員を選ぶ選挙が行われている。
 今回の選挙はとりあえず経過措置で中選挙区制で行われる。 つまり元の各町村単位を選挙区として行われることになっている。 しかし各選挙区とも大幅に議員数を減らしての選挙なのだが、元議員各氏は我も我もと立候補し、オフの自宅のある選挙区では7人当選のところ13人が立候補して五月蝿いことはなはだしい。 しかもオフの自宅は町外れの隣町との境界にあるから、その隣町も別の中選挙区の選挙で両方の町の立候補者が宣伝カーが入れ替わり立ち代り訪れ名前を連呼して、よろしくお願いしますと言っている。 投票依頼の電話もひっきりなしにかかって来る。 かなわないので留守電にしてあるが、その留守電に依頼のメッセージが日に何本も何本も入っている。 選挙に関わっている人たちは負けられませんと一種のハイ状態になっているので、人が迷惑していることも全然気がつかないのだろう。