御櫃と八朔

 今日も晴れ。 昨日に引き続いて自宅で切り倒した木々を薪にする作業をする。
 今日やった木は果樹の梅の木が多かったが、梅は幹を切る時でもほのかに良い匂いがすることを知った。 それにしても連日の労作業でやや腰が痛いし、手もカサカサになっている。 そろそろ雨が降ってほしい。
 昨日は今の季節が一番過ごしよい季節と書いたが、今日は夏日を越して、最高気温が30度を超え真夏日になった。南からの風が吹いてフェーン現象になったからだ。 外にいると風があって心地は良いが、汗が出てタオルで顔を拭き拭きの作業だった。 この天気で、最近使っていない自宅の御櫃が乾燥してタガが抜けてしまいバラバラになるところだった。 さっそく水を張って膨張させておいた。 
 我が家では自宅でも山の家でもこだわりで御櫃にご飯を入れている。 食べる直前に電子レンジで暖めなおすが、やはりこれがご飯が一番美味しい気がする。 ご飯は炊く時にお米と同量より少し水加減を多くして焚く。 このほうがご飯の甘みが増すし、炊き立てはそのほうが美味い。 その後はお櫃で余分な水分を吸ったほうが美味しいような気がするので、いまだにがんこに御櫃にこだわっている訳である。 

 製材所からトラックで薪にする木材が三個輪運ばれて来て薪小屋の前にドンと積んいった。 これも少しづつ梅雨前に切って来年の冬に向けて小屋に積み上げならならない。

 日曜日の日みんなでスーパーへ買い出しに行ったとき大好物の八朔を一箱買ってきたが、これが少し小振りだが瑞々しく美味しいので、今日さらに一箱買い足しに行った。 この一箱が今年最後の八朔になりそうだ。 二月からほぼ毎日食べ続けている。 この時期になると例年だとカスカスしたものが混じって来るのだが、今年はそのようなものに幸いなことに当らない、今年は八朔は当たり年で大豊作だったのだろうか、とにかく今年も八朔をよく食べた。 あはは・・・だが、箱にして15箱以上食べたのではないだろうか、神戸でも毎食後一個はきちんと食べていたし・・・八朔はこのようによく食べるのに、おかしなことに他の柑橘類になると自分で買って食べようという気にはまずならないのである。