結婚観

 まさに今が風薫る五月である。 山では清楚なウワミズ桜の花が盛りである。
 山から自宅へ向かうが、いつもはめったに車などない山道の路肩に山菜取りの人が止めたと思われる車が何台か止まっている。 県道でもすれ違う車が多い。 時々他県ナンバーの車とすれ違うが、
どうしたことか多摩ナンバーの車が多い。 バイクでのツーリングしている若者ともすれ違ったり、追い抜かれたりする。

 朝日の土曜版のbeに結婚しないシングルについてのアンケートを載せていた。
  
 http://www.be.asahi.com/20050430/W17/0035.html

 その<結婚しない生き方をどう思いますか>のグラフを見て、理解できないという否定的な見方が20パーセントに対して、理解できる派が77パーセントもいるのに少し驚いた。 4人のうち3人以上が理解派なのである。 
 また<結婚生活に満足していますか>という問いに対しては、満足派が84パーセントで、不満派が12パーセントという数字も意外だった。 不満派がもう少しいるのかなぁと思ったからだが・・・

 現実の結婚とか生活にまあまあ満足していて、結婚をしないで生きるという人に対しても、そんな生き方も良いんじゃないのと、寛容というか、もの分りよい人が多いんだなぁ・・・考えてみればオフも子供に対しては似たようなスタンスに立っているわけだが・・・そこには、良い人がいれば結婚するに越したことはないが、良い人というのはいるようでなかなかいなく、おかしなのと結婚すればそれはかえって不幸であるしなぁ・・・という現実感があるのだ。これが今の日本人の大多数の結婚観と言えるのだろう。