「さよなら、さよならハリウッド」

 午前中スーパーへ今年最終の二袋の八朔を買占めに行った。
 ところが果物売り場に、八朔が七,八袋売っていた。 えぇ〜ッ!である。 そんなにたくさん買ってもとても食べ切れな〜い。 来月初めにまた神戸へ行くというのに・・・結局予定通り二袋買って帰ってきた。 いつも買いに行くそのスーパーは鮮魚が安くいつも利用している。 地元の業者が経営する大型スーパーだが、ホームセンターと衣料品売り場もワンフロアーに揃っている。 その地には大手のジャスコアピタというユニー系のスーパーもあるし、地元系のスーパーもその外三店あるが、現在さらにもう一軒建設中である。 人口4万人あまりの小都市なのに、人事ながらそれぞれが採算が取れているのだろうか?
 今日は南風が吹き、北陸はフェーン現象で夏日になり日中28度ぐらいまで気温が上がる。 汗をかきながらも黙々と材木を切って薪をつくる。
 
 今月神戸で四本の映画を見たが、これが四本目でウッディ・アレン監督の「さよなら、さよならハリウッド」。 例によってアレン監督の最新の身辺物語。 なにせ当時妻であったミア・ファーローから養女とのセクハラで訴えられ、裁判し離婚したいきさつまでもストーリィにして映画に撮った人だから・・・

 二度アカデミー賞を獲っていながら、今は落ちぶれてしまったアレン演じる映画監督が主人公。
 そんな彼にハリウッド超大作の仕事が舞いこんだ! 昔の女が今の恋人の制作オーナーを説得してニューヨークを撮るなら元彼しかいないと仕事をまわしてくれた!からで・・・二重の意味でシメ、シメなんだが・・・ここで一発逆転のチャンス、映画も彼女も頂くぞ! 
 だったのだが、監督は極度のストレスから突然目が見えなくなってしまう・・・なんとかごまかしながら撮影を続けるが・・・はてさて、映画は無事完成するのだろうか? その映画がヒットしなければ彼は映画界から葬りさられ、彼女は憎い相手と結婚!何も残らない。
 ともあれ古き良き時代の軽快なテンポのハリウッドのコメディ映画、少しハラハラ、ドキドキしながら最後は大団円でメデタシ、メデタシ? 幸せ気分でニコニコと映画館を出てきたよ。

 オフの評価点、35点